世界は狭いが、社会はもっと狭い。
そして、僕の居た業界はかなり狭かった。(この狭いという表現は、別に悪い意味では使っていませんのであしからず。ホントに狭いのです)
メディアアートと呼ばれる曖昧な現代芸術の世界があって、僕はその世界を創ってゆく人材を輩出する学校に居た訳なんだけれど、残念ながら、僕はその世界で生きてゆくことに不安を感じて真剣に制作に取り組むことができなかった。それで、まぁ、中途半端に終わってしまい、今では地方で怠惰に暮らしているわけだ。
それで、傍観者の立場で指をくわえてみているわけなんだけれど、本当にアーティストになった友人たちが、日本におけるメディアアートの牙城であるICC(NTTインターコミュニケーション・センター)で、作品を展示している。
東京近辺に住んでいる皆さんで近くによることがあったら、余り期待せずに入ってみてください。なんだかよくわからないかもしれませんが、一部の人にとっては面白いかもしれません。
ICC
http://www.ntticc.or.jp/
自分の将来は、結局は覚悟を自分で決めることができるかどうかなんだろう。あと、半年をどのようにすごすかで、今後の10年が決まるんだろうという予感。